更年期 ドライアイ

更年期の目の疲れ、ドライアイ

更年期と目の疲れ(眼精疲労)、ドライアイ

年齢とともに目のピント調節機能が衰えてくるのが老眼ですが、目の疲れと同時に進行しがちです。

 

眼球を支えている筋肉が衰えるために目が疲れやくなる眼精疲労(疲れ目)と、ピント調節機能である水晶体のコラーゲンの減少により弾力が失い焦点が合いにくくなり、小さな文字が見えにくくなるのが老眼となります。

 

老眼が先か、眼精疲労が先か、鶏と玉子のような関係ですが、いずれにせよ密接に絡み合っています。

 

更に、更年期時期には目の粘膜が乾きやすくなり、涙の量の減少も見られドライアイ症状も発生するのです。

 

涙の量だけでなく、涙の質に関しての異常もあると言われています。

 

涙の量や質の異常

 

  • 目が乾く
  • 目に違和感があり、ゴロゴロする
  • 目が疲れやすい

 

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涙の量の減少は、加齢や更年期症状として卵胞ホルモン(エストロゲン)である女性ホルモンの減少も関係しますが、パソコンやスマートホンなどの液晶画面や、TV画面の大型化なども大きく影響しています。

 

若い人でもパソコンでの長時間の事務作業により、液晶画面を集中して凝視していると、自然とまばたきの回数が減ります。

 

それにより、涙の量が減るため目が乾きやすく、疲れ目やドライアイになってしまいます。

 

更に、更年期でのコラーゲン減少や涙量の減少が輪をかけて、症状を悪化させてしまうことになりますね。

 

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目の疲れは肩こりにも影響

 

肩凝りや血行の悪さと、目の疲れ(目の奥の痛み)も非常に密接に関係しています。

 

目の疲れで肩が凝り、肩や首凝りで目の緊張が続いて眼精疲労も悪化する・・・という悪循環です。

 

凝り固まった筋肉を温めたり、ほぐしたりすると、目の疲れはかなり楽になりますし、目薬で涙の代用をするというのも良いでしょう。

 

ただし、「シューングレン症候群」という病気でも、似たような目の症状があります。

 

年配女性多く発症する膠原病と合併して「シューングレン症候群」が発病するケースもあり、関節リウマチと合併することも多いのです。

 

老眼や白内障も、緑内障、飛蚊症などの、目に関しては加齢との関係もあり、非常に厄介な問題があります。

 

一度、眼科で目の病気についても検査してみるのが良いのかもしれません。

 

視力の詳細な検査にて、目にあったメガネを作れば疲れ目も随分と緩和されるはずです。定期的な検査をしていれば、他の眼病についても早期発見と早期治療につながります。

 

更年期の女性には、8割に眼球のシミが見られると言われています。

 

翼状片という眼球の病気(黒目にトラブルがでる)には、紫外線によるシミが関係していますので、UVカットのサングラスや、日傘などを日常的に使用して目の日焼けを予防することがおすすめです。

 

更年期の時期は目を労わりましょう!

 

更年期の時期は、本当に長年の目の酷使が表面化してしまう時期ですので、目を労わることも大切です。

 

首や肩のコリを改善するとともに、目のマッサージやストレッチ、ツボ押しなども効果的ですよ。

 

目を温めることによって、目の疲れも取れますのでホットパックや、蒸気のアイマスクなどもおすすめです。

 

食生活でも、緑黄色野菜や青魚のDHA、プルーベリーなどのアンシアトニンも積極的に摂りたいものです。

 

眼精疲労、疲れ目に作用する栄養素は、ビタミン類(A、B群、C)を取るようにすると良いですね。


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